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よくある質問

よくある質問

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発熱しました。解熱剤は何℃で使用するのが良いでしょうか?

38.5℃以上が使用の目安です.高熱でも普段通り元気で,水分摂取や食欲が良好なら,涼しい服装でクーリングするのみでしばらく経過観察しても構いません.しかし,一見元気そうでも長く高熱が持続するようなら,解熱剤を使用し体温を下げてあげた方が体力の消耗を防ぎ,快方に向かいやすくなります

38.5℃未満でも,不機嫌,活気不良,不快感,頭痛や体の痛みを伴う場合は早めの使用を考慮します

体温の上昇中,体が熱くても手足が冷たく,悪寒を感じることがあります.その場合は一時的に衣服やかけもので温め,熱が上がりきったタイミング(悪寒はなくなり,熱いと感じる状態)で解熱剤を使用すると効果的です

室温は過度に高くしたり低くしたりせず,健康な人が快適に過ごせる温度に設定するのが良いと思います

発熱を伴うカゼは抗生剤を飲んだ方が早く治るのでしょうか?

カゼ(風邪症候群,感冒,上気道炎などともいう)は発熱,咳,鼻水,鼻づまり,咽頭痛,頭痛などの症状を呈する症候群で,症状を緩和させる対症療法(いわゆる風邪薬や解熱鎮痛剤)のみで自然治癒が期待できます.ほとんどのカゼはウイルスが原因で,抗生剤は効きません.カゼ同様の症状でも,流行状況や迅速検査でインフルエンザと診断されれば抗インフルエンザウイルス薬が処方されることが多いです

細菌(肺炎球菌,溶連菌など)やマイコプラズマによりカゼ同様の症状を呈することもあります.経過次第ですが,その場合は抗生剤が処方されます

インフルエンザの検査はどのタイミングでするのが良いでしょうか?

症状や周囲の流行状況などを考慮し,インフルエンザの迅速検査を行うことがあります.発熱後早期の検査は正確な診断に至らないことが多く,当院では有意な発熱後少なくとも12時間,できれば24時間を目安に検査を行うことを原則としています

ただし十分な時間をおいても,インフルエンザか否か(白か黒か)をすべて正確に診断できるわけではないことには注意が必要です.迅速検査が陽性であればインフルエンザである可能性がかなり高い(特異度が高い)と言えますが,陰性でもインフルエンザの可能性は残ります(感度が高くない).つまり,検査は万能ではありませんので,状況次第(症状,流行状況,家族の感染状況など)では検査をせずにインフルエンザと診断し,治療を開始することもあります(いわゆる“みなし診断”,“みなし陽性”)

なお,抗インフルエンザウイルス薬(タミフル®,リレンザ®など)は発熱後48時間以内に開始するのが原則です

インフルエンザに伴う異常行動とは?

抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無やその種類にかかわらず,インフルエンザに罹患した小児では異常行動が報告されています.特に就学以降の小児・未成年者の男児では,発熱から2日間は異常行動による事故防止に十分な注意を払う必要があります.厚生労働省から以下のような注意喚起が出されています

<異常行動の例>
・突然立ち上がって部屋から出ようとする
・興奮して窓を開けてベランダに出て,飛び降りようとする
・自宅から出て外を歩いていて,話しかけても反応しない
・人に襲われる感覚を覚え,外に飛び出す
・変なことを言い出し,泣きながら部屋の中を動き回る

<転落等の事故に対する防止対策の例>
・玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う(内鍵,補助錠がある場合はその活用を含む)
・ベランダに面していない部屋で寝かせる
・窓に格子のある部屋で寝かせる(窓に格子がある部屋がある場合)
・できる限り1階で寝かせる(一戸建てにお住まいの場合)

インフルエンザの患者さん・ご家族・周囲の方々へ(厚生労働省)

乳児健診,保育園/学校の健診で,心雑音/不整脈/心電図異常を指摘されました

健診は正確な診断をする場ではありませんので,健診で何かを指摘されたとしても病気ではないことも珍しくありません.しかし症状が全くなくても,健診を契機に重大な病気が発見されることがあります

<心雑音>
心臓には全く異常のない“無害性雑音”の場合が多いですが,何らかの構造的な異常(先天性心疾患,心筋症など)による心雑音である可能性もあるため,心エコー検査等の精密検査を行います
 
<不整脈/心電図異常>
聴診で心拍が不規則,速い,遅いと指摘されたり,心電図(小学生,中学生)で不整脈や心電図異常を指摘されることがあります.すべてが治療対象となるわけではありませんが,重大な症状を来たしたり,不整脈が原因で心臓の働きが弱ってしまうこともあります.特に症状を伴っていなくても,一度は専門医を受診することをお勧めします

動悸や胸痛,不快感,疲れやすい,気を失って倒れたことがあるなどの症状を認める場合や,家系内に心臓性突然死,原因不明の若年死,遺伝性不整脈などの方がいる場合は,特に早めに専門医(小児循環器専門医が望ましい)を受診してください

胸が痛いと訴えます

小児でもしばしば胸痛を訴えますが,特に原因がはっきりしない特発性胸痛が多くを占めます.成人(特に年配の方)とは異なり,心臓をはじめとする重要臓器には異常がないことがほとんどです.しかし稀ながら,心臓が原因と考えられる胸痛もあるため,心電図や心エコー検査で原因検索を行います.運動に関連する胸痛は特に要注意です

呼吸器疾患(喘息,気胸,肺炎など)や打撲,筋肉痛の類い,心理的ストレスが胸痛の原因となることもあります.

気を失って倒れてしまいました

学童期~思春期の小児では,自律神経やホルモンバランスが不安定なため,立ちくらみや気を失って倒れてしまうことがしばしばみられます.てんかんなどの中枢神経系の問題,重篤な不整脈や高度な肺高血圧などの循環系の問題が潜んでいることもあります.特に,運動中・運動直後に起こる場合は,運動誘発性の危険な不整脈の可能性を考慮する必要があります.

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★予防接種、乳児健診、心臓検査
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